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成人式とは?いつ・何歳で行うの?振袖写真や前撮りの準備まで徹底解説【京都の写真館が教える】

京都市上京区 写真館 スタジオクレアーレ 撮影 成人式 振袖写真皆さん、こんにちは!京都市上京区の写真館・スタジオクレアーレです。

「成人式っていつ行くの?」「何歳で参加するの?」
「振袖の準備はいつから始めればいいの?」
――成人式を控えた皆様から、こんなご質問をよくいただきます。
2022年の民法改正で成人年齢が18歳に引き下げられたこともあり、成人式について疑問を持つ方が増えているのも当然ですよね。

この記事では、成人式の意味や由来・歴史から、開催時期、振袖の前撮り撮影まで、成人式に関する疑問を全てまとめて解説します。
京都で創業56年、ウェディングや七五三、お宮参り、成人式撮影を専門とする写真館の視点から、皆様の大切な成人の記念を最高の形で残すためのお手伝いをさせていただきます。

クレアーレの成人式について詳しく知りたい方はこちら☟
スタジオクレアーレの「成人式」ページへ

成人式とは?その意味と由来・歴史を知ろう

成人式の起源は奈良時代の「元服」

成人式のルーツは、実は奈良時代まで遡ります。
当時、男子が12~16歳になると「元服(げんぷく)」という儀式を行いました。
髪を大人の髪型に結い、服装も大人のものへと改め、幼名から成人の名前に変えるという重要な通過儀礼でした。
一方、女子は「裳着(もぎ)」という儀式を行い、腰から下にまとう「裳」という衣服を身に付けることで成人を示しました。

この元服の起源は、さらに古く中国の「冠礼」という儀式にあるとされています。
紀元前200年から行われていた、大人になると冠をつける成人儀式が日本に伝来し、日本独自の元服という形に発展しました。
ちなみに「弱冠」という言葉は、中国で20歳を「弱」と呼び、元服して冠をかぶったことに由来しています。

現代の成人式が始まったのは戦後

現在のような形の成人式が始まったのは、第二次世界大戦後のことです。
1946年(昭和21年)に埼玉県蕨市で開催された「青年祭」が、現代の成人式の発祥とされています。
戦後の混乱期に、若者たちを励まし、希望を持ってもらおうという目的で始まりました。

その後、1948年に「成人の日」が国民の祝日として制定され、1月15日に固定されました。
2000年の祝日法改正(ハッピーマンデー法)により、現在は1月の第2月曜日が成人の日となっています。
各地方自治体が主催する成人式は、この日やその前後に開催されることが一般的です。

成人式の意味と現代的な意義

成人式には、大きく3つの意味があります。

1. 大人としての自覚を持つ日
社会の一員としての責任を自覚し、自立した人生を歩み始めることを示す節目の日です。

2. 家族や地域への感謝を伝える日
これまで支えてくれた親や家族、地域社会への感謝を示し、恩返しを誓う機会でもあります。

3. 社会からの承認を受ける日
新成人を正式に社会の一員として迎え入れる儀式であり、地域や社会とのつながりを再確認する場でもあります。

成人式は、個人にとっても社会にとっても重要な行事であり、日本の伝統文化を次世代に伝える大切な機会となっています。

成人式はいつ・何歳で行うの?2026年以降の対象年齢早見表

成人式は何歳で参加する?18歳?20歳?

2022年4月1日から民法が改正され、成年年齢が20歳から18歳に引き下げられました。
しかし、ほとんどの自治体では成人式の対象年齢を20歳のままとしています

その理由は以下の通りです:

・受験や就職活動と重なる:18歳の1月は大学受験や就職活動の真っ只中で、成人式に参加しにくい

・飲酒・喫煙は20歳から:お酒やタバコは法律で20歳から認められており、成人のお祝いの席でお酒を楽しめない

・経済的な負担:受験費用や進学準備費用に加えて、振袖準備の費用がかかると家計への負担が大きい

このような理由から、多くの自治体が「成人式」から「二十歳のつどい」「はたちのつどい」「はたちを祝う会」などに名称を変更し、20歳を対象としています。
ただし、自治体によって対応が異なるため、必ずお住まいの自治体のホームページで確認することが大切です。

成人式はいつ開催される?

成人式は基本的に1月の第2月曜日(成人の日)に開催されますが、地域によって異なる場合もあります。

主な開催時期:

・1月の成人の日:最も一般的。多くの自治体が第2月曜日またはその前日の日曜日に開催

・3月:雪の多い地域や大学生が帰省しやすい春休みに開催

・5月のゴールデンウィーク:帰省しやすい時期に開催

・8月のお盆:秋田県など多くの自治体が夏に開催。帰省のタイミングに合わせやすい

会場も地域によって様々で、市民ホール、公民館、学校の体育館などで行われます。
中には東京ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンなど、有名テーマパークで開催される特別な成人式もあります。

京都市の成人式情報:

京都市では、例年1月の成人の日に「京都市はたちを祝う記念式典」が開催されています。
会場は左京区岡崎にある「京都市勧業館みやこめっせ」で、京都市内全区の対象者が一堂に会する形式です。

式典は午前・午後の2回制で実施され、事前申込制(LINE公式アカウントから申込)となっています。
詳細な開催情報は、京都市の公式サイト「京都市はたちを祝う記念式典オフィシャルサイト」(https://kyoto20.city.kyoto.lg.jp/)でご確認ください。

2026年~2030年の成人式対象者早見表

【20歳で成人式を行う場合】

成人式の年 成人の日 対象生年月日
2026年 1月12日(月) 2005年4月2日~2006年4月1日生まれ
2027年 1月11日(月) 2006年4月2日~2007年4月1日生まれ
2028年 1月10日(月) 2007年4月2日~2008年4月1日生まれ
2029年 1月8日(月) 2008年4月2日~2009年4月1日生まれ
2030年 1月14日(月) 2009年4月2日~2010年4月1日生まれ

※自治体によっては18歳を対象とする場合もあります。
必ずお住まいの自治体で確認してください。

成人式の案内状はいつ届く?

成人式の案内状は、開催年度の11月~12月頃に住民票のある自治体から送られてきます。
案内状には、会場の入場券や記念品の引換券などが同封されている場合があり、自治体によっては入場券がないと式典に参加できないこともあります。

もし12月を過ぎても案内状が届かない場合は、早めに自治体の担当部署に問い合わせましょう。
また、進学や就職で住民票を移している場合でも、地元の成人式に参加できる自治体が多いので、事前に確認することをおすすめします。

成人式の振袖とは?なぜ振袖を着るの?京都市上京区 写真館 スタジオクレアーレ 撮影 成人式 振袖写真

振袖は未婚女性の第一正装

成人式といえば、華やかな振袖姿をイメージする方が多いのではないでしょうか。
振袖は、未婚女性が着る着物の中で最も格式が高い第一正装とされています。

「振袖」という名前は、長い袖が揺れ動く様子から付けられました。
袖の長さによって「大振袖(袖丈114cm前後)」「中振袖(袖丈100cm前後)」「小振袖(袖丈85cm前後)」に分類され、成人式では主に中振袖が着用されます。

振袖を成人式で着るようになった理由

振袖が成人式で着られるようになった背景には、いくつかの理由があります:

1. 格式の高さ
未婚女性の第一正装として、特別な日の晴れ着にふさわしい

2. 厄除けの意味
長い袖を振ることで邪気を払い、幸せを呼び込むという言い伝えがある

3. 日本文化の継承
伝統的な和装文化を次世代に伝える重要な機会

4. 人生の節目を華やかに
一生に一度の成人式を、最も美しい姿で迎えたいという願い

明治以降、未婚女性の第一正装として振袖が浸透し、現代では成人式の9割以上の女性が振袖を着用しています。
振袖姿は、新成人の希望と夢を象徴する美しい姿として、日本の成人式文化の中心となっています。

男性の成人式の装いは?

男性の場合、スーツが約9割を占めますが、紋付袴を着用する方も増えています。
紋付袴は男性の第一礼装で、格式高い装いとして注目されています。
スタジオクレアーレでも、成人式当日はスーツで参加するけれど、写真だけは袴姿で残したいという男性からのご要望を多くいただいています。京都市上京区 写真館 スタジオクレアーレ 撮影 成人式 羽織袴 写真

成人式の振袖写真・前撮りはいつから準備する?

振袖準備は2年半~2年前から始めるのがベスト

成人式で最も重要な準備のひとつが振袖選びです。
人気の振袖や希望の時間帯での前撮り予約は早い者勝ちなので、高校3年生の春(成人式の2年半~2年前)から準備を始めるのがおすすめです。

早期準備のメリット:

・豊富な種類から振袖を選べる

・前撮りの希望日時を確保しやすい

・成人式当日の着付け・ヘアメイクの予約が取りやすい

・早期予約特典でお得になることが多い

・余裕を持って準備できるので安心

成人式の前撮り撮影はいつがおすすめ?

前撮り撮影の時期は自由に選べますが、成人式の前年3~4月10~12月が特におすすめです。

春(3~5月)の前撮りがおすすめの理由:

・気候が穏やかで、ロケーション撮影に最適

・桜や新緑など、季節の美しい背景で撮影できる

・日焼けをする前に撮影できる

・化粧崩れの心配が少ない京都市 写真館 ロケーション撮影 春 桜 成人式 振袖 前撮り撮影 京都 成人式写真 スタジオクレアーレ

秋冬(10~12月)の前撮りがおすすめの理由:

・紅葉や冬の澄んだ空気など、季節感のある撮影ができる

・成人式直前なので、最新のヘアメイクトレンドを取り入れやすい

・撮影から成人式当日まで期間が短く、新鮮な気持ちで当日を迎えられる

・秋の爽やかな気候で撮影しやすい京都市 写真館 ロケーション撮影 秋 紅葉 成人式 振袖 前撮り撮影 京都 成人式写真 スタジオクレアーレ

その他にも、8月のお盆の時期も人気です。
帰省のタイミングに合わせて家族写真を撮影できるため、遠方に進学されている方にもおすすめの時期です。

前撮りと後撮り、どちらがいい?

前撮りのメリット:

・成人式当日は式典や同窓会を楽しむことに集中できる

・時間に余裕を持ってゆっくり撮影できる

・季節を選んで撮影できる(桜、新緑、紅葉など)

・前撮りで一度経験することで、当日のヘアメイクやコーディネートのイメージが明確になる

・着付けや立ち居振る舞いに慣れることができ、当日も自信を持って過ごせる

後撮りのメリット:

・成人式当日の経験を活かして、より理想的なヘアメイクやポーズで撮影できる

・当日気に入ったアレンジや「もっとこうしたかった」を実現できる

・成人式の思い出や感動が鮮明なうちに、その余韻を楽しみながら撮影できる

・式典当日とは違う振袖や小物で、2つのスタイルを楽しめる

一般的には、前撮りの方が圧倒的に人気です。
成人式当日は朝早くからの着付けで慌ただしく、ゆっくり撮影する時間がないため、事前に落ち着いて撮影しておくことをおすすめします。

京都で成人式の振袖写真を残すなら――スタジオクレアーレの魅力

スタジオクレアーレは、京都市上京区で1969年に創業し、今年で56周年を迎える歴史ある写真館です。
七五三、お宮参り、成人式、ウェディングフォトなど、人生の大切な節目の撮影を専門としています。

4つの多彩な撮影環境

1. 白を基調とした「ホワイトスタジオ」
清潔感あふれる白いスタジオで、振袖の色が映える洗練された撮影が可能です。京都市上京区 写真館 スタジオクレアーレ 撮影 成人式 振袖写真

2. アンティーク調のスタジオ
レトロで落ち着いた雰囲気の中、クラシカルな振袖姿を撮影できます。京都市上京区 写真館 スタジオクレアーレ 撮影 成人式 振袖写真

3. 地中海風ガーデンスタジオ「ドルセ」
京都の町屋の中に地中海の雰囲気を再現した、他にはないユニークなガーデンスタジオです。

4. 霊光殿天満宮でのロケーション撮影
スタジオ北隣に位置する由緒ある神社での撮影が、基本料金に含まれています(徒歩40秒)。
学問の神様・菅原道真公を祀る格式高い神社で、伝統的な成人式写真を残せます。京都市上京区 写真館 スタジオクレアーレ 撮影 成人式 振袖写真

さらに京都市内どこでもロケーション撮影可能

霊光殿天満宮以外でも、出張費5,500円で京都市内どこでも撮影に伺います。
北野天満宮、下鴨神社、祇園や東山の石畳、鴨川沿い、嵐山の竹林、思い出の学校や公園など、お好きな場所で撮影できます。

婚礼衣装製造の専門技術を活かした振袖コーディネート

スタジオクレアーレは、婚礼衣装製造メーカー「井筒屋商栄」が運営しています。
長年、花嫁衣裳の製造に携わってきた経験と、婚礼という人生の大切な節目を美しく彩る技術を活かし、成人式の振袖撮影でもお一人お一人に最適なコーディネートをご提案しています。

婚礼衣装で培った色彩感覚、柄合わせの技術、お客様の個性を引き出す目利きで、レンタル振袖の中から本当に似合う一着を見つけるお手伝いをいたします。
着物のプロフェッショナルとして、着付けから小物選びまで、安心してお任せいただけます。

創業56年の実績と信頼

当スタジオは1969年の創業以来、京都市上京区西無車小路町で地域の皆様に支えられながら、七五三、お宮参り、成人式、ウェディングフォトなど、人生の大切な節目の撮影を専門に行ってまいりました。

56年という長い歴史の中で培った撮影技術と、お客様一人ひとりに寄り添う丁寧な接客で、多くの方々の大切な記念を形に残すお手伝いをしています。
成人式の撮影では、お嬢様の自然な笑顔を引き出し、一生の宝物となる写真をお届けすることをお約束します。

まとめ:成人式は一生に一度の大切な記念日

成人式は、日本の伝統文化に根ざした、人生の大切な節目を祝う行事です。
奈良時代の元服から続く長い歴史を持ち、現代では20歳という人生の転換点を祝福し、大人としての門出を応援する意味が込められています。

この記事のポイントをおさらい:

・成人式のルーツは奈良時代の「元服」「裳着」

・現代の成人式は1946年の戦後から始まった

・ほとんどの自治体が20歳を対象に「二十歳のつどい」として開催

・成人式は基本的に1月の第2月曜日、地域によっては8月などに開催

・振袖は未婚女性の第一正装で、成人式の正装として定着

・振袖準備は成人式の2年半~2年前(高校3年生の春)から始めるのがベスト

・前撮りは成人式前年の3~5月、10~12月がおすすめ

成人式は、ご本人にとってはもちろん、ご家族にとっても感動的な一日です。
これまで育ててくれた親への感謝、支えてくれた地域への感謝を改めて感じる機会でもあります。京都市 写真館 ロケーション撮影 成人式 振袖 前撮り撮影 家族写真 成人式写真 スタジオクレアーレ

京都市のスタジオクレアーレでは、そんな大切な成人の記念を、最高の形で残すお手伝いをさせていただきます。
振袖選びから前撮り・後撮り撮影、成人式当日の着付け・ヘアメイクまで、トータルでサポートいたします。

皆様の一生に一度の成人式が、最高の思い出となりますように。

ご予約・お問い合わせは、お気軽にスタジオクレアーレまでご連絡ください。
ご質問やスタジオ見学も大歓迎です♪
創業56年の実績と信頼で、大切な瞬間を心を込めて撮影いたします。
スタッフ一同、皆さまのお越しを心よりお待ちしております♪

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